次世代の映像解像度である"4K"のIPネットワークカメラが塚本無線から登場します。
従来のIPカメラは超高画質になればなるほど、データ量が多くなってネットワークが混雑し、映像が乱れたり、止まったりして場合によっては証拠能力がなくなってしまいます。
そこで塚本無線の次世代4K IPカメラでは高画質化に加えて、次世代映像データ圧縮方式を採用し、データ転送量を小さくしてレコーダーにデータを正しく転送します。
4K(800万画素)映像は、フルハイビジョン(220万画素)の4倍の画素数を持った「超高解像度」映像です。
近年家電業界では"4K"テレビが登場し、量販店でも目にすることが多くなりました。
では、4Kの画質とはどのくらいか、イメージできるでしょうか?
地上デジタル(BS)放送の縦2倍・横2倍で、全体では4倍の画素数があります。
ご自宅のフルHDテレビを縦横2台ずつ4台並べた画面をご想像いただければ、分かりやすいと思います。
4K SDI防犯カメラも同様に、HD-SDI(フルハイビジョンサイズ)の4倍の画素数の画面になりますので、
より高精細な映像となり、小さく映ったものもより判別しやすくなります。
ポインタで写真上にあるバーを左右に動かして画質を比較できます。
左に移動させると高画質800万画素・右に移動すると220万画素に切り替えができます。
2K IPCよりも解像度が低いアナログカメラではナンバープレートを読み取ることが出来ない画質でしたが、2K IPCなら読み取ることが可能になりました。
しかしより小さな文字を読み取ることが出来ません。
4Kの映像ならばフロントガラスのシールも読み取ることができるほどの高解像度です。
4Kの超高解像度の映像データを従来使用されている映像圧縮規格「H.264」でデータをネットワークで転送すると、データ量が大きいためネットワーク機器が処理しきれなくなり混雑状態になり、正しく映像データを録画機などに送ることができなくなります。
すると映像が乱れ、コマ落ちなど映像不良の原因になり、せっかくの4K高解像度なのに証拠能力を失ってしまい本末転倒になってしまいます。
そこで塚本無線の次世代4K IPネットワークカメラは最新の次世代映像データ圧縮方式を使用して映像データをさらに圧縮してデータ転送を行います。
従来の圧縮方式と比べ、同じ画質で約半分のデータ容量に圧縮できる規格です。
次世代映像データ圧縮方式で圧縮された映像データは軽いため、ネットワークに負荷がかかりにくく映像の乱れや、コマ落ちを抑え、最高の状態で4Kの高解像度記録が可能となります。